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4-3.  新築不動産業者とは!?

このページからは、不動産業者を販売方法ごとに少し詳しくみていきましょう。


まずは新築不動産業者です。

文字どおり新築のワンルームマンション販売を専門または中心に扱う不動産業者のことで、
自社または自社グループの関連会社が建設した新築物件を販売するケースが多いようです。

そもそも論として、新築ワンルーム投資が不動産投資として成り立つのかも疑問ではありますが、
それは別 の記事で書きましたのでここでは繰り返しません。

ただ、新築のワンルーム営業は、常に新規顧客を開拓せざるを得ない状況にあり、
相当に強引な営業活動が行われているケースも少なくないようです。
私の実体験でも、幾度となくしつこい電話営業でイヤな思いをさせられています・・・(苦笑)


強引な営業活動の背景としてあるのは、せっかく捕まえたお客さんが、
買い増ししたくても、買えなくなる状況に程なく陥ってしまうからです。

都内近辺の新築ワンルームマンションは2,000万円~2,500万円前後が価格相場ですから、
普通のサラリーマンや公務員がそうそう現金購入できる価格帯ではありません。
そのため融資を受けての購入が一般的ですが、金融機関はそもそもワンルームの価値を低く見積るうえ、
確定申告で赤字や僅かな黒字しか出ない状況では、すぐに追加融資はストップされてしまいます。
(言うまでもなく、新築ワンルーム投資で大幅な黒字は望めませんので・・・)

当然、そんな営業事情とは関係なく、自社または自社グループの関係会社は、
どんどん新しいマンションを建設していきます。
売れなければ全部在庫になってしまうので、営業マンは新しいお客さんを見つけてくるしかないのです。

投資用マンションは一般人に実需があるわけでもなければ、投資家には相手にされない厳しい状況ですから、
営業マンたちは、手段を選ばず、面識のないサラリーマンや公務員に片っ端から電話をかけてくるのです。





私のところにも、突然面識のない不動産の営業マンから電話がかかってくることがありますが、
ほとんどがこの新築ワンルームマンションの勧誘です。(本当に迷惑です・・・)

「年金代わりになります」「生命保険の代わりになります」「節税になります」
「定期預金や個人向け国債の〇倍の利回りです」「当社の空室保証ならリスクなしで賃貸経営できます」
「マンションオーナーは格好いいですよ!」

といったお決まりのセールストークのほかに最近では、

「アベノミクスで不動産価格が上がっています。今が買い時です」
「東京オリンピックで都内の地価は上がると思われます。今なら転売益も狙えそうです」

といった時事ネタを駆使して営業電話を繰り返しているようです(笑)


また、一時期ニュースにもなった「名刺交換の練習のフリをして勧誘」の手口にも出くわしたことがありますが、
そのときの彼もやはり新築ワンルームマンションの営業マンでした・・・。


言うまでもありませんが、新築ワンルーム投資が本当に素晴らしい投資方法なのであれば、
見ず知らずの人間に電話したり、名刺交換などと嘘をついてまで勧誘する必要などありません。

「大好評」「売り切れ間近」「今だけ!」「あなただけ特別に!」など煽る言葉が大好な人たちですが、
冷静に考えましょう。
(もし、新築ワンルーム投資を考えている方がいらっしゃれば、是非、私の無料相談を活用ください。
新築ワンルームで銀行からの融資を引いた後、サラリーマンや公務員がどういう末路を辿る危険が
潜んでいるのか、お話いたします)






私自身は新築販売業者に懇意にしている方はいないので知人から聞いた話ですが、
新築ワンルームを一つ売れば100万円以上の報奨金が出る会社もあるそうです。
営業マン側も大変つらい仕事なので、それくらいの待遇にしないと人が集まらないのかもしれませんね(苦笑)


では、そろそろこのHPなりの結論に入りますが、
基本的に新築不動産業者とのお付き合いは不要、と考えます。

「基本的には」と付けたのは、こ のページで書いたような新築ワンルーム投資がニーズに合う人も、
(ごく僅かなケースではあるものの)いらっしゃると考えるからです。

まあ、普通のサラリーマンや公務員が「不動産投資で収入を増やしたい」と考えるならば、
新築不動産業者とのお付き合いは不要、と言い切ってよいかと思います。



では、次のページからは、「買取再販型業者」についてみていきましょう。

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