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L-1.  絶対ダメです!不動産業者との初アポでの注意事項!

ランチタイムにあたるこの章(?)では、章立てするほどではないけれども、
不動産投資初心者に有益であろう情報をコラム形式でお伝えしていきます。

さて、この頁では、このホームページの想定読者である不動産投資初心者のサラリーマン大家(含む予備軍)の
方が、面識のない不動産業者とのアポイントや初めて会うときの注意点を書いていきます。

不動産投資の世界に縁もゆかりもない方は、どのように不動産業者にアポを取るのでしょうか。

おそらく日本財託などの買取再販型業者であれば、HPに掲載された連絡先に電話やメールをするかでしょう。
また、仲介業者であれば、気になったその物件を扱う不動産業者のマイソクに書かれた連絡先に、
やはりメールか電話で問い合わせることでしょう。


このとき、連絡を受けた不動産業者は、きっと嬉しいはずです。(当たり前ですね・笑)

でも、このとき不動産業者は同時に「冷やかし」を警戒するのです。
この冷やかしのパターンには大きく2つあります。


①この人は、本当に買うつもりがあるのか

②本当に買うつもりがあるとして、この人は買えるのか




①は分かりやすいですよね。

不動産業者は売買を成約しないと1円も報酬をも らえないことは4時限目でご説明しました。
ですから、買う覚悟がない人や、相場外れな指値を前提にする人を相手にしてもお金にならないばかりか、
時間と営業費用のムダになってしまうのです。


②はピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、不動産投資は全ての方ができる投資ではありません。

バブル期の区分マンションであっても数百万円単位のお金が必要ですが、
それほどの大金を現金で持っている人はごく少数です。
多くの場合は金融機関からの融資が前提となりますが、住宅ローンとは違って、不動産投資向けの融資は、
そうそう簡単には引いてこれません。(この辺の事情は5時限目で詳細をご説明します)

そのため、いくら本人が物件を欲しいと思っていて、不動産業者も買って欲しいと思っても、
金融機関がNOといえば、それは結局ムダ骨になってしまうんですね。

不動産業者の収入の仕組みを知った皆さんなら、いかに②のパターンの客が嫌われるかは、
容易に想像していただけるかと思います。








しがたって、アポ取りの段階で気をつけることは以下の点です。

(1)自分の希望条件を明確にして、条 件に合致していれば必ず買うことを伝えること!

(2)自分の属性や自己資金などを隠さず、自 分が買える客であることを伝えること!
 ※個人情報だからと曖昧にしない。特に見栄を張ってウソを付くのは絶対にやめましょう。




「なんで、客である自分が不動産業者にそんなに気を遣う必要があるんだ?」と思う方もいるかもしれませんが、
昨今の不動産投資は間違いなく売り手市場です。

一定水準以上の条件の収益物件を買おうとするならば、買 い手側が選別される状況ということを
念頭に置く必要があります。
(条件の良い仲介物件は言うに及ばずですが、日本財託のような実績のある買取再販型業者も、
紹介とリピーターだけで営業担当もフル回転の状況のようです)

ですから、少しでも不動産業者や営業マンを安心させてあげて、自分の優先順位を上げてもらいましょう。




・・・とここまでは、私が過去にも書いてきたことと結構重複します。

次のコラムでは、逆に初期段階では相手に与えてはいけない情報と、そもそも情報を与えてはいけない相手に
ついて書いておこうと思います。

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